2025/04/11
春に体調を崩しやすい理由は、「自律神経」と「腸」にあった!
◎【どんな症状があるの?】
・「なんだか最近身体がだるい」
・「朝起きるのが辛い」
・「お腹の調子が悪い」
こんなふうに感じている人はいませんか?
実はそれ、春の気温や環境の変化が「自律神経」と「腸」に影響を与えているからなんです。今日はその不思議な関係とどうやって身体を元気に保つかをわかりやすくお話しします。
◎【ところで、自律神経って何?】
自律神経は、私たちが何もしなくても、心臓を動かしたり、汗をかいたり、消化をしたりしてくれる神経です。「交感神経」と「副交感神経」の2つがあります。
・昼間や運動中は「交感神経」が頑張ります。
・夜やリラックス時は「副交感神経」が頑張ります。
このバランスがうまく取れていると、心も身体も元気でいられます。
◎【春はどうして自律神経が乱れるのか?】
春になると、気温の寒暖差が大きくなります。朝は寒いのに昼はポカポカ、夜になるとまた冷える…。この変化に身体がついていけず、自律神経が頑張りすぎて、バランスが乱れてしまうのです。さらに、新学期や新生活などストレスが増える時期でもあります。知らない人との出会い、時間の変化、環境の変化など、これも自律神経にとっては大きな負担です。
◎【実は「腸」も関係しているのです‼︎】
ここで意外な登場人物、それが「腸」です。腸は、食べ物を消化するだけでなく、自律神経やホルモンバランス、免疫とも深く関わっているのです。腸の中には善玉菌という身体に良い菌がいて、身体を守ってくれています。でもストレスや睡眠不足、冷たいものの食べ過ぎなどで腸内環境が悪化すると善玉菌が減ってしまい、腸が元気をなくしてしまいます。そうなると、自律神経も乱れやすくなり、悪いループに入ってしまうんです。
◎【じゃあ、どうしたらいいの?】
ここで大事なのは、「腸を元気にして、自律神経のバランスを整えること」です。そのためにできる事はたくさんあります。
1.『食べ物に気をつけよう!』
・ヨーグルト、納豆、味噌、ぬか漬けなどの発酵食品は、善玉菌を増やす助けになります。また野菜やワカメ、ごぼう、バナナなどの食物繊維も大切です。
2.『身体を冷やさないようにしよう』
・春でも夜は冷えます。お腹や足元を暖かくするだけで、腸の働きが良くなり、自律神経も落ち着きます。
3.『十分な睡眠をとる!』
・夜更かしは自律神経の大敵です。早寝早起きを心がけて、ぐっすり眠ることで、身体は元気を取り戻します。
4.『深呼吸をしよう!』
・ストレスを感じたらゆっくり深呼吸をしよう。たったそれだけで副交感神経が働き、リラックスモードになります。
◎【放っておくとどうなるの?】
「まぁ、春だけのことだから大丈夫でしょう」と思っていると、体調不良がずっと続いたり、心まで疲れてしまうかもしれません。子供でも大人でも、自律神経が乱れると集中力がなくなったり、イライラしたり、学校や仕事が辛くなったりします。これは放っておけない問題です。
◎【できることから始めよう!】
「春だから仕方ない」とあきらめるのではなく、食事、睡眠、冷え対策、ストレスケアなど、小さなことからコツコツ始めることで、自律神経と腸の元気を取り戻すことができます。今のあなたの不調はちゃんと理由があるし、ちゃんと良くする方法もあります。まずは今日のご飯に納豆や味噌汁を加えて、夜は少し早く寝てみる。それだけでも身体はきっと答えてくれますよ。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。感謝致します。
2025/04/10
寒暖差による自律神経の乱れ⁉︎
こんにちは😃
ご覧いただきましてありがとうございます♪
◎【どんな症状?】
・「最近、朝からなんだか身体がだるい」
・「頭痛や、めまいがする日が増えた気がする」
・「夜、眠りが浅くて疲れが取れない」
このような声をこの時期、よく耳にしませんか?
実は、これらの不調は「寒暖差による自律神経の乱れ」が関係しているのかもしれません。
◎【寒暖差が身体に与える見えないストレスとは?】
・3月から4月のこの季節は、昼間はポカポカと暖かいのに、朝晩はひんやりと肌寒いですよね!日によっては20度以上の温度差がある日もあります。私たちの身体は、自動的に体温を一定に保とうと働いています。この調整をしているのは「自律神経」と呼ばれる神経です。でも、気温の変化が極端に大きすぎたりすると、その調整がうまくいかず、交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまうのです。これが「自律神経の乱れ」と言われる状態で、次のような症状を引き起こします。
◎【こんな不調はありませんか?】
・朝起きてもだるくてスッキリしない。
・頭が重くてズキズキする。
・立ち上がる時ぐらっとめまいがする。
・寝付きが悪い。夜中に目が覚める。
・胃腸の調子が悪い。
・気持ちが落ち込む、イライラしやすい。
こうした症状は「どこか悪いのかな?」と不安になりますよね。でも、病院で検査をしても「特に異常はありません」と言われることが多いのも、この時期ならではなのです。
◎【あなただけではありませんよ。みんな悩んでいる事です。】
・「気合が足りないのかな?」
・「歳のせいかなぁ?」
そんなふうに、自分を責めてしまう方も少なくありません。でも、これは、あなたのせいではなく、季節のせいなのです。寒暖差、環境の変化、花粉、生活リズムの乱れ…。春は私たちの心と身体にとって、実はとても負担の大きい季節なのです。
◎【じゃあ、どうすればいいの?】
では、この「春の不調」にどう対処すれば良いのでしょうか?
※大切なのは「自律神経をいたわること」です。
1.『睡眠の質を大切にする』
・毎日同じ時間に寝て同じ時間に起きる。
・寝る前のスマホやテレビは控える。
・ぬるめのお風呂(40度℃)に10〜15分つかる。
2.『食事で神経の働きを助ける』
・タンパク質(肉、魚、卵、豆類)で神経の材料を補う。
・ビタミンB群(豚肉、玄米、納豆)は自律神経を整える。
・マグネシウム(アーモンド、海藻)は、神経の興奮を和らげる。
3.『軽い運動や深呼吸を日課にする』
・朝起きたら部屋のカーテンを開けて、体内時計をリセットし、朝日を浴びてみる。
・朝の新鮮な空気を鼻から吸って、口から吐く深呼吸を数回行う。→副交感神経を優位にしてリラックスできます。
4.『背骨の歪みを整え、神経の通りを良くする』
・背骨は自律神経が通る「神経の通り道」です。背骨の歪みを整えると、身体の内側から整っていく感覚が得られます。
◎【そのまま放っておくと…】
春の不調は「そのうち良くなるだろう」と放置されがちです。でも、自律神経の乱れが続くと…
・慢性的な不調になりやすい。
・気分の落ち込みが酷くなる。
・疲れが取れないまま次の季節へ。
という悪循環に陥ってしまいます。また、そのままだと、次に待ち受けている敵「五月病、梅雨」も上手く越せないまま、今度は「猛暑、残暑」と追い打ちをかけて襲いかかってきます。この負の連鎖をどこで断ち切るかが大きな問題です。
◎【まず、小さなことから1つずつ始めよう】
大切なのは、「頑張らないことを頑張る」こと。
例えば…
・今日はスマホを早めに止めてみる。
・朝5分、背筋を伸ばして深呼吸してみる。
・ビタミンB入りの食材を選んでみる。
そんな小さな行動でも続ければ、身体はちゃんと答えてくれます。
※『春はリセットの季節でもある』ということを覚えておいてください。
◎【まとめ】
寒暖差があるからこそ、自分の身体と向き合うチャンスでもあります。今こそ「自分を整える」タイミングと捉えて、まずは、自分に優しくしてあげてみてくださいね。
このブログが、誰かの「ちょっと気持ちが楽になった」に繋がれば嬉しいです。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。感謝致します。
2025/04/09
『腰痛』病院に行く前にやるべきこと6つ⁉︎
こんにちは😃
ご覧いただきまして、ありがとうございます♪
◎【腰痛の人がよく言う口癖は…】
1.また腰が痛くなってきたと、つい漏らす。
2.立ち上がる時が怖い。痛みへの不安がにじむ。
3.「やっぱり歳のせいなのかなぁ?」とあきらめ気味。
4.腰が痛くなければなぁ…もどかしさ。
5.痛み止めがないと無理かも…根本的に良くなってない
気がつけばこんな言葉を発していないですか?
私自身も、乗務員時代に首、肩こり、腰痛、膝痛に悩まされて、整体や整形外科に通院していた過去がございます。今回は病院に行く前にやってほしい、いや病院にお世話になるとしても、ぜひともやってほしいことになりますので、最後までお読みになってください。
※緊急を要する場合もあります。その際はすぐに専門医へご相談下さいませ‼︎
○腰痛は、ある日突然に降って湧いてくるものではありません。「原因と結果」で、必ず腰痛が発症する原因があります。それは日々の癖、習慣の積み重ねで起こっていることがほとんどです。その癖、習慣で気をつけたい事は「睡眠、姿勢(座り方、立ち方)、寝方、お風呂、ストレッチ、栄養」の6つになります。
1.『睡眠について』
・地球にいる限りは常に重力の負荷を受けています。その重力から解放される時間が8時間になります。就寝時間だけでなく、昼寝やごろ寝も含めた時間で良いので、8時間は横になってください。日本語に「骨休め」という言葉がありますが、背骨を休める時間が必須になります。
2.『姿勢について』
・いつ痛みますか?の問いかけに「座っていて立ち上がる時に腰が固まって痛いです。」
「立っていると腰が重だるくなります。」などが患者さんから伺うことが多々あります。この患者さんの言葉が答えであり、見直すべきことです。
・「座位から立位」で痛む→座り方が悪い。
・「立っていて痛い、重い」→立ち方が悪い。
という事は、痛む前の動作を正せば良いということになります。
・「座る時は床やソファは避けて、椅子に坐骨2点で腰掛ける」
・「立っている時は、両足体重で下っ腹を出さない」
3.『寝方について』
・基本的には上向き。横向きは痛くない方を下にする。また、クッションやタオルなどを膝の下や間に入れる。
4.『入浴について』
・激しく痛い時はシャワーのみ。湯船の温度は40℃がベスト!湯船につかる時も坐骨2点座り。体や髪を洗う時は、骨盤を立てることを意識して洗う。
5.『ストレッチについて』
・激しく痛い時はストレッチ、ウォーキングなどはしない。痛みがない時に自重、呼吸を使ったストレッチをする。ウォーキングの歩数は日常生活の歩数を含めて最大8000歩を目標にする。歩く時間帯は夕方がベストで、起床後にするのはNG。夕方にできない方はできれば午後の時間帯でOK。
6.『栄養について』
⭐︎ビタミンB群(特にB1、B6、B12)
・【効果】→神経の修復、筋肉の疲労回復、痺れの改善に◎
・【食材】→豚肉、鮭、卵、レバー、玄米、納豆など
⭐︎タンパク質
・【効果】→筋肉や神経、骨の材料になり、回復をサポート
・【食材】→鶏胸肉、豆腐、魚、卵、大豆製品など
⭐︎カルシウム&マグネシウム
・【効果】→骨や筋肉の働きを安定させ、こわばりを防ぐ
・【食材】→小魚、ひじき、牛乳、アーモンド、納豆、ほうれん草など
⭐︎オメガ3脂肪酸(抗炎症作用)
・【効果】→炎症による腰の痛みを和らげる
・【食材】→青魚(サバ、イワシ、さんま)、えごま油、アマニ油など
⭐︎ビタミンD
・【効果】→骨の強化と免疫調整に関与し、慢性痛の予防にもなる
・【食材】→鮭、鯖、きのこ類、卵黄、日光浴も重要!
◎【まとめ】
日常生活における悪い癖、習慣を変えない限りは、どんな素晴らしい名医にかかろうとも良くなる事はありません。この6つを手遅れになる前に知ったあなたは腰痛を卒業する切符を手にした訳です。「やるか、やらないか」はあなた次第です。
何かわからないことや不安なことがございましたら、遠慮なく当院までご相談ください。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。感謝致します。
2025/04/08
腰が痛い時、どうすればいいの?
こんにちは😃
ご覧いただきまして、ありがとうございます♪
◎【腰が痛くなった時、どうしていますか?】
・「とりあえず湿布を貼って様子を見よう」
・「無理しないで安静にしていよう」
・「整体か整骨院に行ってみようかな?」
・「病院でレントゲンを撮ってもらおうかな?」
・「ストレッチとか体操してみたほうがいいのかな?」
・「薬局で痛み止めを買ってみようかな?」
・「ネットで腰痛改善って調べてみよう」
・「体重を落としたほうがいいのかな?…でも、めんどくさい」
多くの方が“対処療法”に頼りがちで、それで腰の痛みが改善、解決すれば良いのですが、残念ながら根本的な改善、解決には至りません。私自身も、乗務員時代に首、肩こり、腰痛、膝痛で悩んでいた経験があり、整体に5〜6年通い、整形外科で膝にヒアルロン酸注射などしても、全く改善に至ることなく、途方に暮れている時期がありました。そこで今回は「腰が痛くなった時」どのようにしたらいいのか?どこで診てもらえばいいのか?の判断基準となれば幸いです。ぜひ最後までお読みになってください。
○腰痛を発症した時、痛みの度合いにもよりますが、一つの基準は3日経過してどうなっているのかが見極めになります。痛み、炎症のピークは3日(72時間)なので、3日経過して「痛みが楽になっている」場合ですと、そのまま治癒過程になるケースが多いです。しかし、3日経過しても「痛みが変わらない」「痛みが増している」場合は、すぐに専門医での検査をお勧めいたします。レントゲン、CT 、MRI等検査にて陽性所見があり、病名がついた場合には、専門医での治療を優先すべきです。反対に病名がつかない場合、(どこも悪くないと言われた場合)には、病ではないので、整体、整骨院、ストレッチなどの専門家に診てもらった方が賢明です。
※ご存知かもしれませんが、【腰痛の原因がわからない割合】は…
・厚生労働省や整形外科学会などのデータによると、「画像検査や診察をしても、明確な原因が特定できない腰痛」は、全体の約85%を占めると報告されています。
◎【まとめ】
病名がつかない85%は「病」では無い訳ですので、整形外科では対症療法という選択肢しかない訳で、電気治療、湿布、飲み薬で対処するしか方法がないのです。そんな的外れなことを続けていると、いずれは病名がつくようになり、そして強いお薬を使うことになったり、もしかしたら大きな手術に至るかもしれません。そうならない為にも選択を間違えないようにしなければなりません。今、必要な治療、施術などわからないようでしたら、当院までご相談ください。あなたの最適な選択をお伝えさせていただきます。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。感謝致します。
2025/04/07
『顎関節症』はマウスピース矯正では治らない⁉︎
こんにちは😃
ご覧いただきまして、ありがとうございます♪
◎【主な症状】
1.口を開けると痛い、カクカクと音がする
2.硬いものを噛むのが辛い
3.寝ている間の歯ぎしりや食いしばりで、朝に痛みや疲労感が出る
4.頭痛や肩こりが酷くなる
5.歯医者、口腔外科に通院しているが治らない
6.マウスピース矯正をしているが変わらない
◎【顎関節症の原因とは?】
顎関節症は「食いしばり・噛み癖」が原因と言われています。当院にお越しになる9割の患者さんは、歯医者、口腔外科に通院歴があります。酷い方だと就寝中にマウスピースが破れたりするほどの歯ぎしりや、歯がクラック(割れる)する方もおられます。もちろん専門医で改善するケースもあるかと思います。では、なぜ専門医で治る人、治らない人がいるのか?その理由について進めていきますので、最後までお読みになってください。
※結論から申し上げますと【マウスピース矯正で顎関節症は治りません‼︎】
・マウスピースは歯をプロテクト(守る)する利点はありますが、顎関節症の治療にはならないのです。原因は様々で、もしかしたら「考え事が多い」「悩みが多い」「悔しい思いが強い」など精神的な問題があるかもしれません。また、「重いものを持つ」「スポーツなどで奥歯に負担をかけている」など、肉体的な問題かもしれません。どちらにせよ、顎、口腔に問題があるのか?また、身体全体のバランスの崩れ、歪みから二次的、三次的として顎、口腔に問題があるのか?でアプローチ方法が違ってきます。
・歯科医や口腔外科で良くなるケースは
『顎、口腔』の問題→歯科医、口腔外科での治療が優先‼︎
・歯科医や口腔外科で良くならないケースは
『姿勢バランス』の問題→姿勢バランスを整える調整が優先‼︎
ということになります。長年の研究から「姿勢バランス」の問題で発症していることが全体の
8〜9割で、圧倒的に後者の問題が多いということです。
※当院で行っている指標検査は「顎の問題」なのか「姿勢バランスの問題」なのかを正確に見極めることができます。
◎【もしそのまま放置していると…】
もし、そのまま放置していると、顎の不調から頭痛、肩こり、腰痛、さらには内臓疾患に至るまで顎、口腔の問題だけでなく、身体全体に悪影響を及ぼす恐れがあります。たかが顎関節症と甘く見ていると取り返しのつかないことになるかもしれません。できるだけ早急に姿勢バランスを整え、顎のエクササイズをしていけば、顎関節症によるお悩みは解消されるはずです。もし、歯医者や口腔外科に通院して、マウスピース矯正をしても良くならない方は、是非、当院にご相談ください。きっとお力になれるはずです。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。感謝致します。